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スナックについて
スナックについて


 

スナックに行ったきっかけ

―スナックに行くようになったきっかけって何ですか?

神奈川県の小田原市育ちなんですけど、小田原市はすごい古くからやってるスナックさんが多いんで すよ。
小さい頃からその道を通ったりしてて興味があって、お酒飲める年になって先輩に連れて行ってもらったのがきっかけです。

―小田原ってスナックがそんなに多いんですか?

凄い多いんですよ。駅前にもあるし、少し離れた所にもあるし、本当にスナック文化が強い街です。

―実際初めてスナックに行かれたのはいつ頃ですか?

22、3歳くらいですかね?
連れて行って頂いた先輩が、女性の方で40代くらいの方だったんですけど、その方はよく一人でスナックに行かれる方で、それで連れて行ってもらったのが初めです。

―その頃同世代の人はスナックに行ってなかったんですか?

同世代の人はあんまりいなかったですね。
でもそれがきっかけで、そこから通うようになって、私が一人で行ったりとかするようになって、友達をそこに呼んだりとかして、そのまま同世代の友達とかも一人で行くような感じですね。

―すごいですね(笑)

広めました(笑)
今はもう小田原に住んでいないんですけど、小田原の友達は私がよく行っていたお店に一人でふらっと行ってたりしてるみたいです。

家族みたいな感じ

―スナックにまだ通っていない頃、スナックに対してどういうイメージを持っていましたか?

んー、なんかその通りとかが結構あやしげな通りだったので、踏み入れちゃいけない感じの、なんか大人な感じ?で、あと女の人目当てみたいな感じのイメージがありました。

―実際にスナックに行ってみて、どうイメージが変わりましたか?

全然真逆でした!
私が行っている所がそうなのかもしれないんですけど、そこは若い女の子とかはいないんです。マスターとその奥さんがやられてて、その奥さんの大ママさんもいるみたいな、もう50年くらい続くスナックなんですけど、常連さん同士が超仲良くて、だから「触る!」みたいな感じではなかったです。

―そういう常連さんが多いお店って入り辛かったりしないんですか?

初め凄い入り辛かったです。入り辛かったんですけど、元々見ちゃいけない感じ?の世界に興味あるじゃないですか(笑)それで入ったら超フレンドリーだし、常連さんもやっぱり年が上の人が多かったので、若い人が来るとお酒を奢ってくれたりとか、家族みたいな感じで接してくれて(笑)

―一種のホームみたいな?

本当にホームだと思ってます。
仲良くなり過ぎて旅行とか一緒に行ったりとかしてます!
ご家族でやってるので、他の家族の人とかとも(笑)

―じゃあ本当に行って良かった場所なんですね。

相当人生観変わったと思います(笑)

―実際、今でも飲みに行くとなると普通の居酒屋ではなくスナックの方がよく行かれるんですか?

友達同士とか同世代で行くとなると、居酒屋さんになっちゃいますけど、地元に帰った時とか新幹線降りた瞬間にスナックに行っちゃいますね。一件目で(笑)

―一件目からですか!?

一件目から行っちゃいますね。
ご飯とかも作ってくれるような場所なんです。

―ちなみにそのお店一番のおすすめ料理って何ですか?

お客さんで小麦を育てている方がいて、うどんを作ってるんですよ。それを使った皿うどんがおすすめです!

―女性のお客さんとかもいるんですか?

いますいます!女性だけの時もあるくらい!
一人で来たりとか女子会みたいな感じで来たりとかしてますね。

カラオケについて

―どんな気分の時にスナックに行かれるんですか?

マスターとかママさんとかと話したり、悩みを相談したり、カラオケ歌ったりしたいなーって時ですね。
一人で例えばバーとか行くじゃないですか、そうしたらあんまり話せないイメージがあるんですよね。スナックだと知ってる常連さんとかもワーって仲間に入れてくれるし、普通のバーでツンってしてるより、ワイワイできるような感じ。

―いろんな人とカラオケできるのも魅力なんですかね?

そうですね。スナック行くまで知らない人の前で歌うっていうのがなかったので、初めは一番そこに超緊張したんです。なんで知らない人の前で歌わなきゃいけないんだろうって思って嫌だったんですけど、なんかだんだん他のお客さんの歌を聞いてて、曲を覚えたりとか、そういう魅力もいっぱいありますね。

―最近の歌とかはスナックで歌わないんですか?

ラップを初めてからは「ラップやって」って言われるので、やったりとか。あと結構年を召されたお客さんでもAKBとか歌ったりとかするので、その時によってって感じです。
お客さんの中では最年少なので、皆さんの娘みたいな感じで可愛がってもらっるんですけど、それで「これ歌って」とか言われて、歌ったりします。

―スナックでのカラオケの選曲はどうされているんですか?

いる世代を見ますね。年代を見たり、履歴を見たりします。例えば初めて行ったお店なんかだと、履歴を見てこのお店はこういう歌を歌う人が多いんだなっていうのを知って一曲目を決めます。

―他のお客さんを見ながら選曲するんですかね?

そうですね。英語の曲が好きな人がいたら英語の曲を入れたり、歌謡曲ばっかりだったらそういう曲を入れたりとかしてます。
みんなが全然知らない歌を歌っても、みんなポカーンじゃないですか。それよりは一緒に盛り上がれる歌を入れるようにしてます。
みんなが知ってる定番曲なんか歌ったら、掴みはいいんじゃないかしらなんて思ったりします(笑)
あと古い歌のカバーの曲を聞いたりして覚えて歌ったりしますよ。

―スナックでカラオケする際のマナーとかあるんですか?

勝手に歌わない。

―勝手に歌わない?

人が歌ってる曲を勝手に歌わない。まあ当たり前なんですけど(笑)
でも常連さん同士が仲良くて、この曲はこの人っていうのがあるらしいです。それ歌っちゃうと、その人の立場がないみたいな感じで、みんな考えてるっぽかったです。
あと拍手!拍手はマストです!!

ボロボロだからこそ

―スナックに色々回ったと思うのですが、好きになりやすいお店の見分け方とかあるんですか?

場末感ですね(笑)もうとにかく古くてボロボロ!みたいな(笑)

―ボロボロですか(笑)
―ボロボロであれば美味しいお酒が飲めるんですかね?

もうホントに(笑)
古いところだとカウンターが一本木だったりとか、こだわってるところもあるんですよね。
凄い剥げてたりするんですけど、どんな歴史で今に至ったか考えると愛着が湧くんですよね。パワーがもらえる気がしたり(笑)
椅子とかテーブル一つとっても歴史を感じますよ。

若い人には安くしてくれる?

―スナックで得したことあります?

同世代とスナックに行くと、安くしてくれたりするんですよ。

―そういうところって結構あるんですか?

結構あります。

―結構安くしてくれたりするんですか?

知らないところとかだと身構えて行くんですけど、お会計の時に「どうせ若いからお金ないんでしょ。2,000円置いてきな!」みたいな!
それで「お腹どうせ空いてるんでしょ」って言ってドンドンご飯を出してくれたり、本当アットホームだなっていう「家感」がたまらないですね。

タフな女性の話が好き

―RINさんがスナックに求めるものってなんですか?

変にあんまりオシャレ過ぎても落ち着かないから、アットホームさとか癒しです。
ママさんが一人でやっているお店に入って、ママさんの話を聞くのが好きなんです。どうしてこういう仕事を始めたのかとか、どういう風に今まで育ってきたとか凄い興味があるんです。
もともとラップを始める前に子役をずっとやっていて役者の仕事をしていたんですけど、その影響もあって、「この人ってどういう風にやってきたんだろう」っていうのに興味があって、いろんなママさんに話を聞くのが楽しいです。

―確かにママさんって女性としての年季が違いますよね。

本当になんか苦労されてる方が多いんですよね。修羅場を掻い潜りまくってるタフな女性の話を聞くのが好きです!
「私なんかいっぱいそんな修羅場を経験してんだから、あんたのそんな悩みなんかホント鼻糞みたいなもんだよね」って言ってくれたりします(笑)
アドバイスしてくれたりとか、親身になって聞いてくれる人が多いんで、その分仲良くもなれます。居酒屋さんとかだと店員さんと話すことってないですからね。

スナックに行った事のない方へ

―まだスナックに行った事のない方へメッセージとかありますか?

指名料がないから安いし、カラオケも歌えて、他のお客さんとも仲良くなれて…。
旅行行く時はスナック行くようにしてて、そこで美味しいご飯屋さんとかの情報を収集することができます!
それでおすすめのスポットとか、このあと飲みに行くんだったらここがいいよとか教えてくれたりしますよ。
あと若い方だったら可愛がってくれます(笑)

プロフィール

幼少期より女優として様々なドラマや舞台で活躍する新人フィメールラッパー『RIN a.k.a 貫井りらん』
Twitter @Riran_nukui
ブログ s.ameblo.jp/riran-nukui/
music video http://www.youtube.com/playlist?list=PLqcBQIrqIxJAdQDNdXkmvPtYrqrDGPk7Y

◯2014年 5月 Track m ake,作詞,rec,MV公開までを24時間で取り組む、K.E.N a s k iddblazzが企画した【blazzsession】での人気曲、JUST ANOTHER feat.RIN,あおりんご に参加し、ラッパー活動を開始。
◯2014年12月 全曲に渡り役を演じ歌詞を書いた演劇系EP『DRIP EP』RIN×K.E.NをblazzworksよりRelease。
◯2015年8月 初のソロEP『艶色七変幻』をK.E.N×Yuto.com™ All ProduceでiTunesにてRelease。客演にはERONE(韻踏合組合),YOUNG HASTLE,狐火,USU aka SQUEZ,NIHA-C,KAKUらが参加、花魁の気持ちを歌ったリード曲『とおりゃんせ』のMVが好評価を得、iTunesヒップホップ/ラップアルバムジャンルにて、4位にランクイン。2016年10月にyuto.comプロデュースにて、ソロアルバムリリース予定

new album
10/19(水)Release !!!!
『輪廻』
RIN a.k.a 貫井りらん
全10曲 初回予約特典付
¥2000(tax in)胎動LABELより
全国CD SHOP,iTunes etc...

Featuring Artist
KEN THE 390、輪入道、Meiso、空也MC、黄猿、磯友
Sound Producer Yuto.com™

 

<2016年7月全国の16〜25歳男女500名を対象にインターネット調査>